髪の毛が傷んでくると、シャンプーするのも指が引っかかって洗えなくなってきます。
そんな状態になってしまった髪の毛を
「髪がごわつく」
と表現することが多いようです。
「ごわつく」って何のこと?
そんな髪になったことない!っていう方は日頃のヘアケアが出来ている優秀な方です。
そして
必要以上に髪をいじめていない、
髪に負担をかけるようなことはしていないということになります。
今回はゴワついた髪に悩んでいる方は必見です。
シャンプーしても引っかからない、サラサラな艶髪にする方法をアップしていきますね。
【 どうして髪がごわつくの?】
髪がごわつく理由は単純です。
ただ髪が傷みすぎているだけ。
そして傷みすぎた髪の毛のまま、ずっと日々を過ごすことで、少しずつ髪がごわついていくのです。
髪が傷む理由はたくさんあります。
例えば、カラーやパーマを繰り返していたり、日焼けしたりと理由は様々です。
髪の毛が傷む原因がこちらの記事に書いてありますのでご覧になってください↓
Q&A 髪が乾燥してパサパサに…。傷んだ髪の原因と対策は
しかし、毎日ホームケアをして、髪の毛をお手入れしている場合は、決して髪がごわつくことはありません。
指通りが多少悪くなってパサパサしたり、ザラザラしたりすることはありますが、洗っている時に指に引っかかりすぎて「痛い!」なんてことはあり得ません。
そうです、お手入れさえしていれば、髪がごわつく事はないのです!
「えっ、私お手入れしているけど、ごわつきます。」
っていう方は、きっとお手入れ方法が間違っていますので、最後までお読みになってくださいね。
【ごわついた髪の種類】
髪のダメージに種類があると同様に、ごわついた髪にも種類があります。
まずは自分のごわつき髪を知ることから始めましょう。
1. カラーやパーマ、縮毛矯正が原因でごわついた髪
カラー、パーマ、特にブリーチカラーや、縮毛矯正、デジタルパーマは薬剤が強いため「ごわついた髪」の原因になることが多いです。
市販のカラー剤でご自分でお染めしている方は、特に注意が必要ですので、できればサロンでのカラーをオススメいたします。
美容院でカラーやパーマ、縮毛矯正をする際、お店によって施術の工程( やり方)があります。
ここで重要になってくるのが、髪の毛の状態に合わせた施術をすること。
髪の毛の状態に合わせた施術とは、髪のダメージレベルによって薬剤を使い分けたり、トリートメントをしていくことです。
美容院からお帰りになる時に、髪の毛の状態が良くなっているのが理想です。
しかし、「カット」「カラー」「トリートメント」など、単品メニューによって金額が構成され、全てがプラスオプションになっているお店では、
美容師さんがトリートメントの有無をお客様にお伝えしても、お客様によってはトリートメントをご希望されない方もたくさんいらっしゃいます。
こういったケースの場合、美容師がお客様に髪の状態をちゃんと理解させることができ、
「必要なメニューのオーダーをとることができるのか?」
まぁ、言ってしまえば、美容師さんのカウンセリング能力に差が出るんですね。
で、最終的にお支払い頂くこと金額が、めっちゃ高くなってしまって、
お客様は、
「ネットに載っていた金額と違うじゃん!」
ってことになって、
美容師目線からは
「やってもらえない〜」
ってなるんですね。
これは美容師あるあるで、多くの美容師さんが悩んでいるんじゃないかな。
私の店も開店当初このような形態のサロンでしたので、だいぶ苦悩したことがありました…
現在はお客様一人一人に合わせたフルオーダー、フルコースメニューのサロン運営をしているので、お客様に1番いいものを提供できるようになりました。
話を戻して、
メニューが分かれている美容院の場合は、担当美容師さんと相談してご自分の髪の毛の状態を理解して、メニューを決めていくのがいいと思います。
◎サロントリートメントの必要性
美容院でおすすめするトリートメント。
トリートメントといってもカラーやパーマの施術前にするトリートメントと、お流しの後にするトリートメントがあります。
カラーやパーマの施術する前に行うトリートメントは、主に髪の毛を傷ませないためにするものが多く、
お流しの後にするトリートメントは、施術したパーマやカラーで傷んだ髪の毛を修復するものが多いです。
美容院では「PPT」という名称のトリートメントが髪の毛を傷ませないもので、3種類〜使用するトリートメントが髪の毛を治すものと思っていただけるといいでしょう。
こちらも参照に↓
Q「美容室で使うPPTトリートメントって何ですか?」
Q「トリートメントって色々な種類がありますが、どんな違いがあるんですか?」
カラーやパーマをする際、サロントリートメントは髪の毛を保護するためには絶対に必要なものです。
美容師はプラスメニューという感覚ではなく、必要なものと考えている人がほとんどです。
「必要じゃない!」っていう美容師さんもいるかもしれませんが、
僕は絶対必要だと思いますので、これを読んだ方はやって下さいね。
2. 日々のお手入れをしないでゴワついた髪
これは残念ながら、日々のお手入れをサボってしまって出来上がってしまった髪です。
日々のヘアケアはごわついた髪の毛にしない為に必要不可欠。
ヘアケアの方法を見直してサラサラの艶髪に変身しましょう。
◎市販のノンシリコンシャンプーを使っていませんか?
一時期流行った「ノンシリコンシャンプー」
でも市販で販売されているものは注意が必要です。
市販のシャンプーのほとんどは、強い洗浄成分のものが多いためシリコンが入っていないものは、髪の毛をダメージさせてしまします。
ノンシリコンシャンプーを使用する際は、必ずサロンシャンプーをお使いください。
詳しくはこちらを↓
Q「市販のシャンプーと美容室のシャンプーの違いを教えて下さい。」
Q「シャンプー後のトリートメントって何で出来てるんですか?配合されている成分を教えて下さい。」
Q. 「シャンプー後のトリートメントって何で出来てるんですか?配合されている成分を教えて下さい。」
Q「シリコンって髪の毛に良いんですか?」
◎トリートメント(コンディショナーやリンス)を流しすぎていない?
シャンプー後にするトリートメント。
これ結構流しすぎちゃっている人、ほんと多いです。
ゴッドでもトリートメントの流し方をお伝えすると、
「え〜っつ、そのくらいでいいんだぁ〜」
とビックリされる方がたくさんいらっしゃいますから。
◆トリートメントのやり方
まずトリートメント(コンディショナーやリンス)は毛先を中心につけ根元を軽くつけます。
その後、大きめのコームで髪の毛をとかします。
時間を置ける方は置いて、いよいよお流しです。
流す時間はダメージにもよりますが、
洗っている時、髪に指が引っ掛かるようなら
3秒!
い〜ち、に〜、さん!
こんな感じで充分です!
仕上がりは
「ぬる〜っ」っとするくらいがベストです!
◎髪の毛は早く乾かそう!
お風呂から出た後、髪の毛をすぐ乾かさない、または濡れたままそのままいる、または濡れたまま寝てしまう。
そんな方はバッドです。
髪が濡れた状態は、キューティクルが開いている状態なので、外部の刺激を受けやすい、要は傷みやすい状態になっています。
お風呂から出たら、しっかりタオルドライして、保湿オイルやクリームを塗って、マッハで乾かしましょう!
【まとめ】
ごわついた髪=傷みが蓄積された髪
ごわついた髪の毛を治すには、かなりの時間と根気、お金もかかります。
カットしてしまえばいいのですが、そうするとかなりの長さを切ることになりますので、ショート希望の方はいいと思います。
髪の毛は日常を過ごすだけで傷むものです。
日々のヘアケアをしっかりして取り返しがつかないようにしましょうね。