軟水と硬水の違いで髪質も肌も変わるのって本当ですか?
生活に必要な「水」
人が生きていくには水が必要不可欠です。
そんなの当たり前じゃん!って声が聞こえてきそうですが、水道から出る水には種類があるってご存知でしたか?
今回は水質の違い「硬水」と「軟水」が髪や肌にとってどんな影響が出るのか?についてお答えしたいと思います。
【水質によって髪や肌に与える影響は違うのか?】
例えば旅行に行ったとき、こんな経験ありませんか?
・普段と同じシャンプーを使ってるのに泡立たないな…
・シャンプーしても髪がギシギシしないで指通りがいい!
・トリートメントをしっかりしたのに、髪がバサバサする…
・いつもと違うトリートメントなのに髪がサラサラになった!
・お風呂上がりに乾燥しているような気がする…
・お風呂上がりの肌がすべすべ〜!
上記のような経験をすると、「あ〜温泉だから良いのかな、悪いのかな」と思ってしまいますが、これは水質による影響が考えられます。
【硬水と軟水】
水の中にカルシウムとマグネシウムが比較的多く含まれる水のことを「硬水」といい、反対にカルシウムやマグネシウムの濃度が低い水を「軟水」といいます。
WHO(世界保健機関)の基準では、硬度が0〜60mg/l 未満を「軟水」、60〜120mg/l 未満を「中程度の軟水」、120〜180mg/l 未満を「硬水」、180mg/l以上を「非常な硬水」といいます
【硬水と軟水が髪や肌に与える影響は?】
硬水が髪や肌に与える影響は…
・髪がギシギシする。
・トリートメントをしても効果があまり感じられない
・白髪染め(カラー)の色持ちが悪い
・肌が突っ張る
・肌がカサカサする
このように髪や肌にはあまり良いものではありません。
その点、軟水はというと…
・髪がしっとりする
・トリートメントをすると長く持続する
・白髪染め(カラー)の色持ちが良い
・肌がツルツルする
・肌が潤う
このように硬水とは真逆になり、髪や肌にとってはとても良い環境になります。
【都道府県で水質は違う?】
日本全国47都道府県では水質が違います。
硬水トップ3は…
1位 沖縄
2位 千葉
3位 埼玉
軟水トップ3は…
1位 愛知
2位 山形
3位 島根
私の住む千葉県は本州では1位、全国2位の硬水地域でした。
住んでいると当たり前になってきますのであまり感じることがないのですが、旅行とか行くとシャンプーの泡立ちが良かったり、髪がしっとり、肌がスベスベになったりするのがよく分かります。
そんなこともあり、自店はオープン当初から軟水機を設置し対策しています。
【まとめ】
軟水と硬水。
水質によって髪や肌にはとっても違いがあるのが解っていただけたと思います。
髪や肌にとっても良いのは軟水ですが、日本料理でも軟水がいいとされていますが、パエリアやビーフシチューなどアクや臭身をとる料理なら硬水がいいとされています。
飲料水もメーカーによって軟水と硬水がありますので、チェックして見るのも面白いです。
自宅でも、髪や肌にいい軟水を使いたい!って方は軟水機を設置するのもいいですが、シャワーヘッドを交換するだけで簡単に水質が良くなる商品もございますので、お気軽にお問い合わせくださいね。
ではでは。