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髪のお悩みQ&A

カラー剤っていろいろありますが、どんなカラー剤が髪の毛にいいんですか?


カラー剤の種類ってたくさんありますよね〜。

よく聞くのが

「イルミナ」「アディクシー」「スロウ」「エヌドット」etc...


これらのカラー剤は種類というか

カラー剤の名前になり、

上記のカラー全てが

「アルカリカラー」に分類されています。


カラー剤によって色の染まり方に特徴があるので、お店として取り扱う 商品(カラー剤)を選んでいます。


ここ数年のトレンドはぬけ感が出る「くすみカラー」(赤みが出ない色)が人気あります。


上のカラー剤は、「くすみカラー」が特徴なカラーなので、ぬけ感出したい時はオススメです。


今回はカラー剤の種類、髪が傷みにくいカラー剤を紐解いていきましょう。



【カラーによる髪の毛のダメージ】


ダメージが大きい順に分けてみました。

ダメージ大 アルカリカラー、ホームカラー

ダメージ中 ヘアマニキュア

ダメージ小 ヘナ、インディゴ
  ↓
ダメージ極小 カラートリートメント




アルカリカラーは白髪染めやトーンアップなどの半永久染毛剤といって、

脱色(ブリーチ)剤が入っているカラー剤です。


脱色するのはブリーチ(金髪にするやつね)って思われがちですが、 普通の明るするカラー剤や白髪染めにも必ず入っています。

だからアルカリカラーはどんな物でも髪の毛を傷めてしまうんですね。


ではマニキュアはどうなのか?

Q&A「ヘアマニキュアは本当に傷まないのか?」に詳しく書いてありますが、

ヘアマニキュアの中には「ベンジルアルコール・エタノール」と「コーティング剤」が含まれています。


アルコールは髪のキューティクルを傷つけてしまいますし、コーティング剤は髪に残って固まってしまう性質を持っていますので、手触りが悪くなり、指が引っかかりやすくなります。


ただし、アルカリカラーと比べれば髪に与えるダメージなんて大したことないですので白髪染めで髪の毛が痛むのが嫌な方はヘアマニキュアをオススメしています。


ここまでは一般的なカラー剤なので知っている方が多いのではないかと思います。


では次、

【ヘナ&インディゴ】について


ヘナといえばインドや中近東などの熱帯地方に多い、ミソハギ科シコウカ(指甲花)という植物を粉末にしたものですが、いわゆるインドの「雑草」のことです。

インディゴは藍のことで、両方とも天然ハーブ。


ヘナには天然100%のものと、カラー剤に入っている成分を混ぜた、ケミカルヘナがあり、ヘナは髪の毛に染まるとオレンジになるもので、インディゴはブルーになります。


天然100%のヘナは髪の毛にいいとされていて「ヘナトリートメント」も存在するくらいです。


しかし、ヘナの口コミを見てみると

「髪の毛がガシガシになった」

「ちゃんと白髪が染まらない」

「地肌が痒くなった」など


こんなお声が多数…

こういった口コミは「ヘナ」のことをちゃんと美容師が説明してないから、そしてヘナを選択する方が理解していないからなんです。


今回はヘナのことではないので細かくは書きませんが時間を見て書いていきたいと思います。(ちょっとだけ書きます)


ヘナのいいところはダメージがほとんどなく、薬品アレルギーエオお持ちの方でも大丈夫!というメリットがあります。


しかしデメリットはそれ以上。


ブリーチ剤が入っていないため黒髪を明るくすることができなかったり、染まるまで時間がかかったり、ハーブによるアレルギーが出たり…と


まぁ、ヘナにもいろいろ弱点があるってことです。



【カラートリートメント】


カラートリートメントは、

Q「カラートリートメントで髪の毛は染まりますか?」

にも書いたように塩基性のカラー剤が入っているトリートメントです。


塩基性のカラーは金髪(ブリーチをした髪)に染まるもので、黒髪にも白髪にも染まりにくい(染まらない)カラー剤です。


カラートリートメントにもコーティング剤が入っていますのでダメージがゼロってわけではないですが、カラー剤の中では手触りもよく1番髪を傷めないカラー剤です。



【まとめ】


ダメージ大 アルカリカラー、ホームカラー

ダメージ中 ヘアマニキュア

ダメージ小 ヘナ、インディゴ
  ↓
ダメージ極小 カラートリートメント




カラー剤の種類も大事ですが、

仕上がりの色がどの様なものなのか?

それが一番大切です。

カラー剤によって使う用途がますからね。