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髪のお悩みQ&A

頭皮湿疹の原因はシャンプーかも?


頭がかゆいなぁ〜と思ったら、プツプツと赤い湿疹ができてた。

そんな経験ありませんか?

これは頭皮湿疹。

頭皮湿疹とは、頭皮が炎症して赤斑や丘疹、小さな水疱などができている状態のことを言います。

全体的に肌が褐色化してガサガサ状態になるとかなり重症です。


主に下記のような症状が頭皮に出てくると自分でも気づくでしょう。

● 頭皮が痒い
● 赤い湿疹がある
● シャンプーがしみる
● ベタベタする
● 白い粉(フケ)が出やすい
● ガサガサする



では次に頭皮湿疹の原因について説明します。


【頭皮湿疹の原因】

1.接触性皮膚炎

皮膚に薬剤が触れると痒くなったり、しみたりするアレルギー反応の一つ。
カラー剤により皮膚が赤くなったり、シャンプーやコンディショナー、スタイリング剤に含まれている成分が合わなくて痒くなったりします。


2.乾燥性皮膚炎(皮脂欠乏性皮膚炎)

皮膚が乾燥することで起こる皮膚炎。
生まれつき皮脂の分泌が少なく乾燥しやすい肌の方もいると思いますが、間違ったヘアケアの仕方や不規則な生活により起こることもあります。


3.脂漏性湿疹

頭皮の常在菌「マラセチア菌」が増殖して引き起こされ、頭皮の赤みやかゆみ、フケなどが主な症状です。
頭皮の皮脂により増殖するマラセチア菌は、洗っていない髪に多くいます。


4.アトピー性皮膚炎

皮膚のバリア機能がもともと弱い方の病気です。
外部刺激が肌に入ることで炎症が起き 、赤みやぶつぶつ、かゆみなどの症状が現れます。


5.膿痂疹

頭皮に爪を立てて掻くことで、頭皮に傷がつき細菌が繁殖することで起こります。



ではなぜシャンプーによって頭皮湿疹が起こるのか?


ここからはシャンプーをすることで起こる原因と対処法をお伝えしていきます。



【原因】

1.シャンプー剤の成分
2.髪の洗い方



【対処法】


1.シャンプー剤の成分により頭皮湿疹が起こることがあります。

これはシャンプー剤の成分である界面活性剤が原因のひとつ。

界面活性剤は洗浄成分であるため、シャンプー剤になくてはならないもの。

この界面活性剤は大きく分けて3種類あり、主に洗浄力、刺激性の強さに違いがあります。

1つ目は低刺激・弱洗浄力「アミノ酸系」
2つ目は中刺激・中洗浄力「石鹸系」
3つ目は高刺激・強洗浄力「高級アルコール系」


※洗浄力が弱いからといって汚れが落ちないわけではありません。

この中で市販のシャンプー剤のほとんどが3つ目の「高級アルコール系」の界面活性剤を使っています。

高級アルコール系は高刺激で強い洗浄力を持っている為、頭皮に必要な皮脂をとってしまうことがあります。

刺激も強いため、頭皮を痛めることもあるので注意が必要です。

特にノンシリコンシャンプーやスキャルプシャンプーを選ぶ際はきをつけなければいけません。

ノンシリコンシャンプーは髪の毛を整える役目のシリコンが入っていません。

その為、洗っていると髪の毛が引っかかりやすくなったり、抜けやすくなったりします。

高級アルコール系のシャンプーでノンシリコンとなると、うん、大変なことになりますね。

これ以上は申し上げられませんが…

またスキャルプシャンプーも本来なら低刺激のアミノ酸系の洗浄成分を使わなくてはいけません。

高級アルコール系は刺激が強いので、頭皮には良くないからです。

こちらも良く調べて購入しないと、逆に抜け毛の原因になったりしますので注意が必要です。

しかしアミノ酸系のシャンプーや石鹸系のシャンプーはコストも上がるため販売価格が高級アルコール系のものより高くなっています。

シャンプー剤は毎日使用するものなので、コスパがいいものを選びがちですが、頭皮湿疹がある場合はすぐに商品を変え、症状が悪化しないようにしましょう。


2.髪の洗い方により頭皮湿疹が起こります。

頭をしっかり洗わなきゃいけないと思い込んで、爪を立ててゴシゴシ洗ったり、シャンプーブラシでガシガシ洗うのは、頭皮を傷つける恐れがある為、行わない方がいいです。

シャンプーブラシはプラスチック製ではなく、頭皮刺激が弱いシリコン系のものを使用するのがいいでしょう。


【シャンプーの正しいやり方】

髪の毛を洗う前にはしっかりと髪の毛を濡らすことが重要です。

シャンプー剤は濡れている髪との摩擦で泡が立ちます。

泡が少ないと髪の毛が引っかかりやすくなるため、しっかりと泡立てすることで髪が洗いやすくなります。

髪を洗うときは爪を立てず、指の腹に力を入れてマッサージするように洗うのがベスト。

洗い終わった後は、しっかりとすすいでシャンプー剤を洗い流してください。

その後トリートメントで髪を補修し、軽くすすぎます。

お風呂から上がった後、良くタオルドライした後、アウトばすトリートメントをつけドライヤーでしっかり髪の毛を乾かします。


●ドライヤーで髪を乾かす時の注意点。

1.頭皮に近づけすぎない。
2.髪の根元をしっかり乾かす。
3.後頭部の後ろや耳後ろの乾きにくいところから乾かす。

髪の表面やサイドの髪は毛量が少ないため、後ろから乾かすのがベストです。

髪が濡れた状態で長時間過ごすのは、ムレや匂いの原因となりますので、なるべく早く乾かしましょう。



まとめ


頭皮湿疹は頭皮のトラブルです。

早めに病院に行くことも大切ですが、使っているシャンプー剤によって頭皮湿疹になっているケースがたくさんあります。

その為、シャンプー剤を変えるだけで治ってしまうこともあります。

また病院で紹介するシャンプーは成分が微妙なものがほとんどです。

なぜそのようなシャンプー剤を紹介しているのかは謎ですが、シャンプー剤は美容院で取り扱っているものを選別した方がいいと思います。

頭皮湿疹の場合はアミノ酸系のシャンプーを使ってみてくださいね〜。


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