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髪のお悩みQ&A

朝のセットが大変なので、寝癖がつかない方法はありますか?

こ、この質問は、

美容師泣かせの質問ですね~。(泣)

「前髪が爆発してる~」

とか

「つむじの分け目がぱっくり分かれてる~」

とか

他人には絶対に見られたくない自分が鏡に映っていると、

朝っぱらからゲンナリしますよね…。

その気持ちわかりますよ。

私も毎朝寝癖がしっかりついていますので(笑)

今回は

「なるべく寝癖がつかない方法」

「1番早い!朝のセットの仕方」

をお伝えしますね。

【寝癖はなんでつくの?】

そもそも寝癖って、どうしてつくのでしょうか?

考えられる原因をあげていきますね~。

1. 寝相が悪い。
2. 布団をかぶって寝る。
3. 仰向け、横向きで寝る。
4. 半乾きの髪、または濡れた髪で寝ている。
5. 寝癖がつきやすい髪質。

こんなところでしょうか。

1の寝相が悪いと2の布団をかぶって寝るのは、はっきり言って個人の「寝方の問題」なので、どうしようも出来ないですね。

寝相が悪いのは、そもそも身体にはいいことで、恥ずかしいことではありません。

人間は脊椎動物なので、首や身体が寝ている時に自由に動くことで、神経が休まり、深い睡眠につながると言われています。

要は「寝返り」を打つことが必要で、同じ姿勢で全く動かなく寝ている人は、朝起きて疲れが取れてない可能性があります。

その為、寝癖はつきますが

寝相が悪い=良質な睡眠

と捉えた方がいいのです。

布団をかぶって寝るというのは寝方の問題で、眠りにつく時に布団をかぶることで安心感を得ることが多いみたいです。

例えば外の音が聞こえないとか、あったかいとか。

ちなみに私の妻も毎日布団をかぶってます(笑)

もちろん寝癖はつきやすくなりますし、布団をかぶることで、洗える清潔な布団でも、どうしても体のアカや汗などが付着します。

布団の中は空気の循環も悪いので、ホコリを吸いこみやすくなります。

ほとんどの方は寝ている間にひょっこり頭を出しているはずですが…。

3の「仰向け、横向きで寝る。」というのも眠りにつく時の寝方の問題ですが、日本人のほとんどの方が枕を使って寝ています。

寝ている間、髪の毛はほとんど枕と接している状態にありますので、どうしても摩擦が起こりやすくなり寝癖の原因になります。

特に高さや形のあっていない枕や化学繊維の枕カバーが静電気を起こしやすくなっているような気がします。

自分に合っている枕を使用するのは睡眠にもいいですし、寝癖もつきにくいと言われていますので枕探しをしてみるのも面白いかもしれませんね。

私はテンピュールの低反発の枕を使っています。

低反発の枕は頭がフィットするため、寝癖がつきにくいような気がしマス。
*個人的な意見です。

ではここからが改善できること。

「半乾きの髪、または濡れた髪で寝ている」

この状態で寝ている方は髪の毛にも悪いですし、寝癖もつきやすいです。

髪の毛が濡れていると、キューティクルが開いていますので、摩擦によって枝毛、切れ毛の原因になります。

根元が乾いていない髪の毛は半乾きの状態でも途中から折れやすくなり寝癖がつきます。

そして髪の毛が乾いていないと雑菌が繁殖しやすくなり、臭いの原因にもなります。

対策はもちろん、

「ちゃんと乾かす!」

こと。

しかも、ブローやストレートアイロンを入れて仕上げると寝癖がつきにくいです。

「え~、面倒臭い」

という声がたくさん聞こえてきそうですが、

本当に寝癖がつきにくくなりますので、

「どうしても朝にセットしたくない!」

という方にはオススメです。

ところで、寝癖がつきやすい髪質とはどんな髪質なのか?

[寝癖がつきやすい髪質はこちら]

◎太い
◎硬い
◎量が多い
◎クセ毛

何個当てはまりましたか?

これは髪が静電気が起きやすいかどうかで寝癖がつきやすい髪質としたものです。

髪が細く軟毛で、直毛の方は静電気が起きにくいですが、寝相が悪かったり、ちゃんと乾かさなかったりすると、当然、寝癖がつきますのでご安心ください(笑)

【朝の早くて簡単!セットの仕方!】

よく、寝グセ直しウォーターを紹介しているサイトがありますが、私はあまりオススメしません。

これは商品が悪いということではなくて、寝癖のつき方によっては、直すのに時間がかかるからなんです。

どういうことかというと、寝癖は髪の根元からついていることが多いです。

根元が折れ曲がって跡がついていると、根元から水をつけなくては直りません。

スプレイヤー式(霧吹き)のものですと、髪の毛の表面は濡らしやすいですが、根元は濡らしにくいので、ちゃんと寝癖を直すことができないんです。

ではここから地味ですが、1番早く寝癖を直す方法を伝授します。

1. 顔を洗うのと同時に頭から思いっきりお湯をかける。
2. タオルドライの後、アウトバストリートメントをつける。
3. トリートメントをつけた後、メイクをする。
4. 朝食を取る。
5. ドライヤーで乾かす。
6. セットする。

ポイントは、躊躇せず、しっかり髪の毛を濡らすこと。

髪がロングの方は面倒臭いと思いますが、寝癖直しにはこれが1番手っ取り早位です。

その後、しっかりタオルドライしてアウトバストリートメントをつけたら、メイクや朝食を取ると、朝の忙しい時間を有効的に使えます。

そんなこんな時間が経過すると髪の毛もある程度乾いていますので、ドライヤーの時間も短くなります。

ドライヤーも早く乾かせるように大送風のものがオススメです。

ダイソンドライヤーはかなり早く乾きますよ~。

ちなみに美容師のほとんどの方はこのやり方のはずです。

綺麗になるには時間がどうしてもかかりますが、少しでも時間短縮したい、でも綺麗にセットしたいと思ってる方は、是非お試し下さいね~。